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仕事帰りに駅近くの教室へ寄り、講師に直接質問しながら資格やスキルを身につけたい。そう考えて通学のスクールを探すと、候補に挙がりやすいのがヒューマンアカデミーです。全国32校のうち、交通案内で駅や電停から徒歩5分以内とされている校舎が29校、平日21時まで開いている校舎が28校あります。
結論
平日の夜か週末に毎週同じ時間を空けられて、校舎まで無理なく通える人なら、ヒューマンアカデミーの通学講座は社会人でも続けやすい学び方です。
勤務時間が不規則で授業に出られない週が多い人や、近くに校舎がない人は、オンラインのクラスや通信講座と比べてから決めると後悔が少なくなります。
校舎の数や営業時間、受講料は、2026年10月20日にヒューマンアカデミーのサイトで確かめた内容です。講座の内容や金額は変わることがあるので、申し込む前に最新の案内も見てください。
通学講座が向く社会人の条件
通学講座が続くかどうかは、意欲の強さより、授業の時間に教室へ行ける生活かどうかで決まります。カギは時間と距離です。決まった曜日と時間に校舎へ行く学び方なので、時間と移動の条件が合っていないと、やる気があっても欠席が重なっていきます。
向いている人の条件
通学講座が合いやすいのは、次の条件の多くに当てはまる人です。
- 平日の夜か土日のどちらかに、毎週ほぼ同じ時間を空けられる
- 職場か自宅から、授業の前後に無理なく寄れる場所に校舎がある
- 教材を買って独学を始めたものの、途中で止まった経験がある
- わからない点を、その場で講師に聞いて解決したい
- 同じ目標を持つ受講生と顔を合わせるほうが、ペースを保ちやすい
独学が続かなかった人にとって、通学の利点は行く日が先に決まっていることにあります。授業の日程に合わせて予習や課題を進めるので、学習の締め切りが自然にできます。手が止まった箇所を講師にすぐ聞ければ、同じ所で何日も悩む時間も減ります。
通信講座が合う人
次のような人は、通学にこだわらず、オンラインや通信の学び方も比べてください。
- 残業やシフト勤務で、授業の時間に毎週出られるかわからない
- 近くに校舎がなく、通うだけで往復1時間以上かかる
- 教材を自分で計画どおりに進めた経験がある
- 試験対策など、学ぶ範囲がはっきり決まっている
ヒューマンアカデミーには、校舎に通う講座のほかに、オンラインのライブ授業や通信講座もあります。講座によっては通学とオンラインを組み合わせた形も選べるので、迷っているなら、まず学びたい講座がどの形で受けられるのかを確かめると候補が絞れます。

ヒューマンアカデミーとは
ヒューマンアカデミーは、ヒューマンアカデミー株式会社が運営する社会人と学生向けの学校です。サイトでは「資格取得・就転職の総合校」と名乗り、資格の取得から就職・転職の支援までを一つの学校で扱っています。
全国の校舎の展開
2026年10月時点で、サイトの校舎検索には北海道から沖縄まで32の校舎が並んでいます。地域ごとの校舎数と主な校舎は次の表のとおりです。
| 地域 | 校舎数 | 主な校舎 |
|---|---|---|
| 北海道・東北 | 2 | 札幌校、仙台校 |
| 関東 | 14 | 新宿南口校、銀座校、秋葉原校、横浜駅前校、大宮駅前校、柏校、千葉校など |
| 中部 | 4 | 名古屋校、栄校、静岡校、浜松校 |
| 近畿 | 5 | 大阪梅田校、大阪心斎橋校、天王寺校、京都四条烏丸校、神戸三宮校 |
| 中国・四国 | 3 | 広島校、岡山校、高松校 |
| 九州・沖縄 | 4 | 福岡校、熊本校、鹿児島校、那覇校 |
表で関東が14校と多いのは、首都圏の主要駅ごとに校舎があるためです。この14校には、流山おおたかの森S・C校、マルイファミリー溝口校、イトーヨーカドー大和鶴間校の3校も含まれます。3校は商業施設の中にあるタウンカレッジという教室で、講座の案内も別のサイトにまとめられています。
古い案内や記事では、校舎の数がもっと少なく書かれていることがあります。校舎は移転や新設で増減するので、通える校舎を探すときはサイトの校舎一覧で最新の情報を見てください。
講座ラインナップの幅
講座の分野は広く、サイトの講座一覧にはIT・プログラミング、Webデザイン、動画クリエイター、CAD、パソコン・Office、日本語教師養成、キャリアコンサルタント、心理カウンセラー、ネイル、ブライダル、医療事務、ペットなどが並びます。
分野が広い学校は、仕事に関わる講座と資格の講座を一つの窓口で比べられるのが便利です。一方で、学ぶ分野がすでに一つに決まっている人は、その分野だけを扱うスクールとも比べる余地があります。カリキュラムの中身、授業の形、受講期間を同じ基準で並べると、どちらが自分に合うかが見えてきます。
校舎の立地と通いやすさ
通学講座で最初に確かめたいのは、通う校舎までにかかる時間です。32校のうち29校は駅や電停から徒歩5分以内と案内されていて、仕事帰りに寄りやすい場所にあります。
駅近校舎の特徴
サイトの校舎一覧に載っている交通案内から、主な校舎の駅からの距離を抜き出しました。
| 校舎 | 最寄り駅からの距離 |
|---|---|
| 新宿南口校 | JR新宿駅南口から徒歩3分 |
| 横浜駅前校 | JR横浜駅きた西口から徒歩1分 |
| 名古屋校 | 名古屋駅ユニモール4番出口すぐ |
| 大阪梅田校 | 阪急梅田駅から徒歩1分 |
| 札幌校 | JR札幌駅から徒歩3分 |
| 福岡校 | 地下鉄天神駅から徒歩5分 |
| セレオ八王子校 | JR八王子駅北口直結 |
大都市の校舎は、表のように駅から5分以内のところに集まっています。セレオ八王子校のように駅と直結している校舎もあり、雨の日も外を長く歩かずに通えます。
すべての校舎が駅前にあるわけでもありません。岡山校はJR岡山駅東口から徒歩15分、イトーヨーカドー大和鶴間校は小田急江ノ島線の鶴間駅から徒歩7分と案内されています。地方の校舎や商業施設の中の教室を選ぶときは、駅からの道のりも含めて考えてください。
自宅・職場からの通いやすさ
駅から近いかどうかと同じくらい、自宅や職場からの距離が続けやすさを左右します。移動の時間は通うたびにかかるからです。平日の夜に通うなら、職場を何時に出れば授業に間に合うか、授業のあと何時に家に着くかを、実際の乗り換えで計算してみると現実的な見通しが立ちます。
通う校舎は、通う曜日と組み合わせて選ぶと候補が絞れます。
- 平日夜に通うなら、職場の最寄り駅か、帰りの乗り換え駅に近い校舎
- 土曜や日曜に通うなら、自宅から乗り換えの少ない校舎
- 平日と週末の両方に通う可能性があるなら、通勤経路の途中にある校舎
首都圏や大阪のように校舎が複数ある地域では、職場の近くと自宅の近くの両方に校舎がある場合もあります。ただし、開いている講座は校舎ごとに別です。新宿南口校を例にとると、ネイル、ブライダル、心理カウンセラー、日本語教師養成、キャリアコンサルタント、CAD、Webデザインなどの講座が案内されています。校舎を決める前に、希望の講座がその校舎で開講しているかを見ておくと二度手間を防げます。
開講時間と通う頻度
校舎の営業時間は、多くの校舎で平日が10時から21時、土曜が10時から18時です。日曜も開いている校舎と、日曜・祝日は休みの校舎に分かれます。
平日の夜
主な校舎の営業時間を、平日と週末に分けて並べました。
| 校舎 | 平日 | 土日 |
|---|---|---|
| 新宿南口校 | 10時〜21時 | 土日とも10時〜18時 |
| 横浜駅前校 | 10時〜21時 | 土日とも10時〜18時 |
| 大阪梅田校 | 10時〜21時 | 土日とも10時〜18時 |
| 札幌校 | 10時〜21時 | 土曜10時〜18時、日曜休み |
| 町田モディ校 | 10時〜20時 | 土日祝10時〜18時 |
| 栄校 | 10時〜20時 | 土日とも10時〜20時 |
32校のうち28校は平日21時まで開いていて、仕事のあとに授業や自習の時間を取れます。 残りの4校は、町田モディ校、ミッテン府中校、栄校が平日20時まで、マルイファミリー溝口校が10時半から20時までです。表の時間は校舎の受付が開いている時間で、授業が何時に始まり何時に終わるかはクラスごとに決まっています。
平日夜の授業は、講座によって校舎での対面授業のこともあれば、オンラインのライブ授業のこともあります。Webデザイン講座のページでは、平日夜のオンラインライブ授業と土日の通学授業を組み合わせた構成で、ライブ授業はアーカイブでも見られると説明されています。
週末
日曜の扱いは、校舎によって違うので要注意です。土日に通いたい人は、日曜も開いている校舎かを先に見てください。新宿南口校、横浜駅前校、大宮駅前校、名古屋校、大阪梅田校、神戸三宮校、広島校、福岡校などは土曜と日曜の両方が開いています。札幌校、仙台校、秋葉原校、京都四条烏丸校、大阪心斎橋校、熊本校、鹿児島校、那覇校などは日曜と祝日が休みです。
週末の通い方は講座ごとにも違います。キャリアコンサルタント養成講座では、土曜日・日曜日・平日集中のクラス、平日朝のクラスのほか、通学クラスと完全オンラインのクラスが用意されています。週末にまとめて通いたい人は土日のクラス、平日の朝に時間を取りたい人は平日朝のクラス、という選び方です。
週1回から学べる点
週に1回、決まった曜日だけ校舎へ通う形なら、仕事との両立の計画は立てやすくなります。ただし、どの講座もそのペースで修了できるとは限らないので、開講日程で次の点を確かめてください。
- 1回の授業の長さと、修了までの授業の回数
- 通学の授業のほかに、eラーニングや課題に使う時間がどれくらい要るか
- 受講期間と、期間内に修了できなかった場合の扱い
キャリアコンサルタント養成講座の場合、学習時間は通学で80時間と示されています。eラーニングや課題で事前の知識を身につけてから、通学やオンラインの期間に入る流れです。校舎にいる時間だけで学習が終わるわけではないので、授業以外に週何時間取れるかも見積もっておくと、無理のない計画になります。

欠席時の振替の仕組み
通学で多くの社会人が心配するのは、残業や出張で授業を休んだときの扱いです。ヒューマンアカデミーでは振替の制度を案内している講座がありますが、条件は講座ごとに別です。
他校舎への振替
キャリアコンサルタント養成講座のページには、出席できない日程がある場合に無料の振替制度を使えると書かれています。振替と修了には一定の基準があり、1日単位で振り替えること、受講する教程の順序が前後しないことなどが例に挙げられています。
同じページでは、学習の効率から、できるだけ同じクラスで受講するよう勧めています。振替は休んだ回を補うための仕組みと考え、毎回クラスを替えながら通う前提では計画しないほうが安全です。
別の校舎のクラスへ振り替えられるかどうかは、講座と校舎の組み合わせで変わります。職場の近くと自宅の近くの両方で同じ講座が開かれていれば、平日に休んだ回を週末に自宅近くの校舎で受けるといった使い方ができる場合もあります。他校舎での振替を当てにするなら、その講座で使えるか、どの校舎で受けられるかを説明会で直接聞いてください。
休んだ時の対応
振替のほかにも、通えなくなったときの制度があります。日本語教師養成講座のよくある質問では、欠席した場合や、引っ越し・出産などで予定どおり通えなくなった場合に、振替のほか転校や休学の制度があると説明されています。長く通う講座ほど生活の変化が起きやすいので、こうした制度があるかは申し込む前に知っておきたい点です。
休んだ回の内容を取り戻す手段もあります。サポート制度のページによると、校舎には講師がいて対面で質問でき、自宅から画面をつないで講師に質問するオンライン接続サポートは回数の制限も予約も要りません。チャットでの質問には、土日祝を除く9時から18時に回答があります。
注意
振替できる回数や申し込みの締め切り、他校舎で受けられるかどうかは、講座ごとの決まりです。
繁忙期や出張が多い時期がわかっているなら、申し込む前に「月に何回まで振り替えられるか」「振替はいつまでに申し込むか」を聞いておくと、入学後に慌てずに済みます。

講座の種類と選び方
講座は、資格の取得を目指すものと、仕事で使う技術を身につけるものに大きく分かれます。どちらを選ぶかは、学んだあとにその知識をどう使いたいかで決まります。
資格取得向けの講座
資格を目指す講座の代表は、キャリアコンサルタント養成講座と日本語教師養成講座です。キャリアコンサルタント養成講座は国家資格のキャリアコンサルタントを目指す人向けで、教育訓練給付制度のうち専門実践教育訓練の対象講座としてサイトに載っています。
日本語教師養成講座は、国家資格の登録日本語教員を目指す人向けです。講座のページでは、日本語教員試験に合格した人向けの実践研修も案内されています。土日や夜間のクラスがあり、働きながら通う受講生が多いと説明されています。
資格の講座は、資格を取ったあとに何をしたいかを先に決めておくと選びやすくなります。同じ資格でも、今の職場で役立てたいのか、資格を使う仕事へ転職したいのかで、必要な学習の深さも、修了後に頼りたい支援も違ってくるからです。
仕事に活かせる講座
仕事に活かす技術の講座には、Webデザイン、動画クリエイター、CAD、パソコン・Office、IT・プログラミングなどがあります。無料の体験会の例としてWeb制作、動画編集、CAD、Excel、MOS試験の体験が挙がっていて、作業を一度試してから講座を選べます。
技術の講座は、修了したときに何を作れるようになるかで比べると違いがはっきりします。複数の講座やスクールを比べるときは、次の項目を同じ基準で並べてみてください。
| 比べる項目 | 確かめること |
|---|---|
| 学ぶ内容 | 使うソフトや技術、最後に仕上げる作品 |
| 授業の形 | 通学、オンラインのライブ授業、録画の視聴の組み合わせ |
| 期間 | 学習期間と、質問などができるサポート期間 |
| 修了後 | 作品づくりや転職活動の支援があるか |
4項目のうち、仕事との両立に直結するのは期間です。Webデザイン講座には、学習期間6か月で全98教程・154.5時間のコースと、動画制作やSNS運用まで範囲を広げた12か月・全109教程・173時間のコースがあります。6か月で154.5時間なら単純に割って週6時間ほど、12か月で173時間なら週3時間余りです。平日の夜と週末にどれだけ時間を取れるかで、無理のないほうを選んでください。
就職・転職のサポート内容
就職や転職につなげたい人にとっては、修了後の支援の中身も比べる材料です。サポート制度のページでは、入学前の相談、学習中の支援、就職の支援が分けて案内されています。
ジョブカウンセラーの支援
支援は修了後も続きます。講座を終えたあとや資格を取ったあとも受けられる支援として、サポート制度のページには次の内容が載っています。
- 就職活動の進め方や、求人情報の探し方の相談
- 職種ごとの就職活動のアドバイス
- 応募書類の書き方を助言し、提出前にチェックする
- 面接対策のアドバイス
- 就職セミナーや企業説明会を開き、求人情報を案内する
あわせて、グループ会社で人材紹介と派遣を手がけるヒューマンリソシアと連携し、受講生と修了生の就業を1対1で支援すると案内されています。学習後の進路の相談は、国家資格キャリアコンサルタントを持つスタッフに何度でもできるとされています。
これらは求人の紹介や応募の手伝いで、就職先が決まることまでを約束するものではありません。転職を急いでいる人は、どんな職種の求人を扱っているか、修了生がどんな仕事に就いているかを説明会で具体的に聞くと、期待とのずれを防げます。
学習の伴走スタッフ
学習中は、専門スタッフとの1対1の学習カウンセリングが最低月1回あり、進め方の不安を相談できます。学習の進みが遅れていないかを確かめ、応援のメッセージを送る進捗サポートも案内の一つです。
受講生向けには、授業のスケジュール、学習の進み具合、eラーニング、質問や相談の窓口をまとめたオンラインの学習サイトが用意されています。校舎の自習室はパソコン付きで、利用は無料です。勉強会には校舎からもオンラインからも参加できます。
独学で手が止まった経験がある人にとって、月1回の面談と進み具合の確認は、遅れに早く気づくきっかけになります。とはいえ、面談や勉強会を活かせるかは自分次第です。相談の時間も最初から予定に入れておくと、支援を使い切れます。

費用と学び方の違い
受講料は講座やコースで大きく違い、受講料のほかに入学金や教材費、システム利用料がかかる講座もあります。費用は受講料に入学金などを足した総額で並べ、使える給付制度があるかもあわせて確かめます。
費用の確認の仕方
サイトに載っている講座の費用を、内訳ごとに並べました。金額はいずれも税込みで、2026年10月20日に確かめたものです。
| 講座 | 受講料 | 受講料のほかにかかるもの |
|---|---|---|
| キャリアコンサルタント養成講座 | 322,300円 | 入学金55,000円、教材費 |
| Webデザインの6か月コース | 440,000円 | 入学金55,000円、システム利用料5,940円 |
| Webと動画の12か月コース | 660,000円 | 入学金55,000円、システム利用料5,940円 |
表の受講料だけを見ると、実際に払う金額より少なく見えます。入学金だけで5万円を超えます。Webデザインの6か月コースは、受講料に入学金とシステム利用料を足すと500,940円です。キャリアコンサルタント養成講座も入学金を足すと377,300円になり、さらに教材費が加わります。
支払い方法は、クレジットカード、信販会社の教育ローン、現金から選べます。クレジットカードは1回払いのみで、教育ローンは1回から84回までの中から回数を選ぶ形です。Webデザインの6か月コースには、60回払いで月々8,700円という分割の例が載っていて、入学金は頭金として契約時に払うと書かれています。分割にすると月々の額は小さくなる一方、ローンの手数料が加わるため、比べるときは総支払額で見てください。
ポイント
給付制度を使えるかで、自己負担は大きく変わります。
厚生労働省の教育訓練給付制度では、一般教育訓練が受講費用の20%で上限10万円、特定一般教育訓練が40%で上限20万円、専門実践教育訓練が50%で年間上限40万円を基本とし、資格の取得や就職などの条件を満たすと支給率が上がります。
ヒューマンアカデミーの給付制度のページでは、キャリアコンサルタント養成講座が専門実践、日本語教師養成コースが特定一般、Webデザイナー総合コースなどが一般教育訓練の対象として載っています。雇用保険に入っていた期間などの条件があるので、自分が使えるかはハローワークで確かめてください。
通学と通信の違い
同じ分野でも、通学と通信では学び方と負担のかかり方が違います。一般的な違いを並べると次のようになります。
| 項目 | 通学講座 | 通信講座 |
|---|---|---|
| 授業 | 校舎で講師から直接受ける | 教材や動画で自分で進める |
| 質問 | 授業中や校舎でその場で聞ける | 質問の窓口に送って回答を待つ |
| ペース | 授業の日程に合わせて進む | 自分で計画を立てて進める |
| 移動 | 校舎までの往復が要る | 移動はない |
通学の強みは、授業の日程がそのまま学習のペースになり、わからない点をその場で聞けることです。通信は移動がなく時間の融通がききますが、進むかどうかは自分の計画次第です。独学で止まった経験がある人には、通学の決まった日程が学習の締め切りの代わりになります。
ヒューマンアカデミーの通信講座は、ヒューマンアカデミー通信講座として別のサイトにまとまっています。通学で学びたい人は、資料を取り寄せる段階から通学講座の案内を選んでください。
通学講座が向いている人の特徴
校舎までの時間、通える曜日、休んだときの対応、費用の4つで見ると、通学講座が合うかどうかはかなりはっきり分かれます。申し込む前に、次の項目で自分の状況を確かめてみてください。
向いている人の条件
- 校舎まで、授業の前後に無理なく往復できる
- 希望の講座のクラスが、自分の空いている曜日と時間に開講している
- 月に1〜2回休んでも、振替などで取り戻せる講座である
- 受講料に入学金などを足した総額を、一括か分割で払える見通しがある
- 修了後に、資格を取る、転職するなど、使い道が決まっている
5項目のうち4つ以上に当てはまるなら、通学講座を前提に資料請求や説明会へ進んでよい段階です。2つ以下なら、通い方か講座のどちらかがまだ合っていない可能性があるので、条件を見直してから動くほうが確実です。
通信が合う人の条件
- 授業の時間に出られない週が、月の半分以上ある
- 通う時間が学ぶ時間を圧迫するほど、最寄りの校舎が遠い
- 教材を自分の計画どおりに進めた経験がある
- 資格試験の対策など、学ぶ範囲がはっきりしている
通学と通信の間には、オンラインのライブ授業という選び方もあります。キャリアコンサルタント養成講座のように完全オンラインのクラスがある講座なら、移動の負担なしに、日程の決まった授業を講師や受講生と一緒に受けられます。
資料請求と無料説明会の違い
申し込む前に情報を集める方法は、資料請求、体験セミナー、説明会や個別相談の3つです。手間と得られる情報が違うので、検討がどこまで進んでいるかで選びます。
| 方法 | 向いている段階 | わかること |
|---|---|---|
| 資料請求 | 講座をいくつか比べたい | 講座の内容、期間、費用のおおよそ |
| 体験セミナー | 作業や授業の雰囲気を試したい | 授業の進め方、校舎の様子 |
| 説明会・個別相談 | 申し込みを具体的に考えている | 自分に合うクラス、総額、振替や支援の細かい条件 |
表の上から順に、必要な時間と得られる情報の細かさが増えていきます。講座がまだ決まっていないなら資料請求から、講座が絞れているなら体験セミナーや説明会から始めると効率的です。
資料請求
資料請求は無料で、サイトから申し込むと講座の資料が届きます。紙の資料を待たずにその場で読めるデジタルパンフレットもあります。家で落ち着いて複数の講座を見比べたい段階に向いています。
資料で見ておきたいのは、カリキュラム、受講期間、授業の形、費用の内訳です。疑問に思った点を書き出しておけば、説明会で聞くことがそのまま決まります。
体験セミナー
体験セミナーは全国の校舎で開かれていて、校舎で参加する形とオンラインで参加する形があります。Web制作、動画編集、CAD、Excel、MOS試験などの体験が例に挙がっていますが、体験の中身は校舎ごとに別です。
実際に手を動かすと、その分野の作業が自分に合うか、授業の速さについていけそうかがわかります。通学を考えているなら校舎で参加して、駅からの道のりや教室の様子も一緒に見ておくと、通う日の具体的な姿が浮かびます。
説明会
無料の説明会や個別相談は、カウンセラーに講座や資格、就職のことを相談できる場です。校舎に行くほか、オンラインや電話でも参加でき、何度でも相談できると案内されています。
説明会で申し込みの案内を受けても、その日に決める必要はありません。次の点を聞き、見積もりを書面かデータでもらってから、持ち帰って比べてください。
- 自分が通える曜日と時間に開講しているクラスと、次の開講日
- 受講料、入学金、教材費などを合わせた総額と、分割した場合の総支払額
- 振替の回数や締め切り、他校舎で振り替えられるか
- 使える給付制度と、受講前に必要な手続き

申込前に確認したい点
最後に、申し込む前に見落としやすい点を二つに分けて確かめます。
通学講座かどうか
ヒューマンアカデミーには、校舎に通う講座のほか、オンラインの講座や通信講座もあります。同じ分野でも学び方ごとに案内や資料が分かれていることがあるので、通学で学びたいなら、資料請求や説明会の予約の段階で通学講座を選んでいるかを確かめてください。
同じ講座の中に、通学クラスとオンラインクラスが用意されていることもあります。申し込もうとしているクラスで校舎に通う回数と、オンラインで受ける回数をそれぞれ聞いておけば、入学後に思っていた通い方と違ったということが起きにくくなります。
講座内容と費用
講座の中身と費用は、比べている他の講座やスクールと同じ基準で並べます。
- 学習期間とサポート期間は、それぞれ何か月か
- 総時間数と、そのうち校舎での授業は何時間か
- 総額はいくらか、給付制度を使った場合の自己負担はいくらか
- 途中でやめた場合の扱い
途中でやめた場合のルールは、見落とされがちです。消費者庁の特定商取引法ガイドによると、期間が2か月を超え、金額が5万円を超えるパソコン教室や語学教室などの契約は特定継続的役務提供にあたり、契約書面を受け取った日から数えて8日以内ならクーリング・オフができます。8日を過ぎても中途解約ができ、解約時に請求できる金額の上限も決まっています。受ける講座がこの対象になるかは講座の種類によるので、契約の前に解約の条件を書面で確かめてください。
まとめ
判断基準と資料請求前の次の行動
ヒューマンアカデミーの通学講座は、全国32の校舎の多くが駅の近くにあり、平日21時まで開いている校舎が多いので、平日の夜や週末に決まった時間を取れる社会人には通いやすい環境です。振替の制度や学習・就職の支援もありますが、細かい条件は講座ごとに違うため、自分の講座での中身を確かめてから決めるのが確実です。
申し込むかどうかは、次の順で判断すると迷いにくくなります。
- 自宅と職場から通える校舎を探し、希望の講座が開講しているか確かめる
- 通える曜日と時間に合うクラスがあるかを、開講日程で見る
- 資料請求で、カリキュラム、期間、費用の内訳を比べる
- 体験セミナーか説明会で、振替の条件、総額、給付制度の使い方を聞く
- 見積もりを持ち帰り、ほかの講座やスクールと同じ基準で比べてから決める
まずはヒューマンアカデミーのサイトの校舎一覧で、通える距離に校舎があるかを確かめるところから始めてください。


