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東進ハイスクール・東進衛星予備校の学習は、映像授業、担任指導、AIを使った演習、模試の4つの組み合わせです。自分の予定で映像授業を進め、担任との面談で計画を見直す学び方に納得できる高校生なら、東進は有力な候補になります。迷っている段階なら、無料の1日体験で学力診断・面談・授業を一度に試し、費用は個別相談で講座数に合わせた見積もりを出してもらうのが近道です。
東進が合う高校生と申込前の要点
東進が向いているのは、決まった時間割に合わせるより、自分の予定に合わせて授業を進めたい高校生です。授業の開始時刻は決まっておらず、受講前の面談で一人ひとりの時間割を作り、その時間割に沿って映像授業を受けていくので、部活や高校の予定に合わせて学ぶ曜日や時間帯を組み替えられます。
映像授業を自分の予定で進めたい高校生
東進の授業はすべて映像で配信されます。公式サイトによると種類はおよそ1万。受講する日と時間を自分で決められるので、部活や高校の行事で放課後の予定が週ごとに変わる人でも、空いた日にまとめて進められます。
毎日受講すれば、1年分の授業を最短2週間から1か月程度で修了することもできると公式サイトは案内しています。苦手な単元に戻って学び直したい人や、高校の授業より先に進めたい人に合う進め方です。
担任との面談で計画を見直したい高校生
東進には、受験の相談に乗る担任と、東進のOB・OGの大学生が務める担任助手がいます。2人は面談を通じて志望校から逆算した学習計画を一緒に考え、受講の進み具合を確かめます。計画づくりの相棒です。
自分ひとりで立てた計画はなかなか続かない。模試の結果をどう次の勉強につなげればよいか分からない。そんな悩みを持つ高校生には、定期的に計画を見直す相手がいることが支えになります。
申込前に家庭で決めておきたいこと
申込の前に家庭で話し合っておきたいことがあります。
- 通える校舎と、高校や自宅からの移動時間
- 受講したい科目と、目標にしている大学や学部
- 保護者が面談や相談に同席するかどうか
結論
東進が合うのは、映像授業を自分のペースで進め、担任との面談で計画を直しながら勉強を続けたい高校生です。決める前に、通う校舎、受けたい科目、費用の3つを1日体験や個別相談で確かめておくと迷いません。
東進の学習は4つの仕組みの組み合わせ
東進の学習は、授業を受けて終わりにならないよう、4つの仕組みが順につながっています。模試で今の学力を測り、担任と計画を立て、映像授業で学ぶ。志望校対策の時期には、AIを使った演習で弱点を補います。
映像授業で先取りと復習を進める
授業はインターネットを通じた映像配信なので、全国のどの校舎でも同じ講座を受けられます。東進生は自宅でも受講でき、1.5倍速での再生にも対応しています。
基礎から学び直したい人は前の学年の範囲から、得意科目を伸ばしたい人は入試レベルの講座から始められるのが特徴です。出発点は人それぞれです。
担任指導で計画と進み具合を確かめる
担任と担任助手は、面談で学習計画を立て、受講や確認テストの進み具合を見ながら計画を直します。5〜6人ほどの生徒で1週間の学習計画を共有するチームミーティングもあります。仲間の進み具合が見えるので、自分のペースを測る目安になる場です。
AI演習で志望校対策の課題を絞る
高3の志望校対策の時期に使うのが「志望校別単元ジャンル演習講座」です。東進が持つ学習データとAIを組み合わせて学力を診断し、志望校の出題に合わせて取り組む単元の優先順位を示します。
模試で学力の伸びを定期的に測る
東進模試は入試本番と同じレベル・形式。成績表は最短中5日で返却されます。結果を受けて担任と面談し、次の模試までの計画を修正します。模試、面談、受講、演習を回しながら志望校との差を縮めていくのが、東進の学び方の骨組みです。

映像授業で何ができる?受講の仕組み
映像授業でできるのは、自分のレベルと予定に合わせて授業を選び、1回ごとにテストで理解を確かめながら進めることです。対面の集団授業と大きく違うのは、受講の順番と速さを自分で決められる点でしょうか。
自分の予定に合わせて受講できる仕組み
集団授業では、第1講の1週間後に第2講、その1週間後に第3講と進むのが一般的です。東進なら、今日第1講を受けて明日に第2講へ進めるので、集中して受講すれば1講座を短期間で終えることも、逆に忙しい週は受講を減らして翌週に取り戻すこともできます。
講座のレベルは、中学範囲の復習から最難関大の対策まで段階的に分かれています。どの講座から始めるかは、受講前の学力診断の結果をもとに面談で相談して決める流れです。
授業の扱いを整理すると、次の表になります。
| 項目 | 東進の映像授業の扱い |
|---|---|
| 受講する時間 | 決まった開始時刻がなく、自分の予定に合わせて受講 |
| 受講する場所 | 申し込んだ校舎で受講。東進生は自宅受講も可能 |
| 進める速さ | 毎日受講も可能。1.5倍速の再生にも対応 |
| 講座の選び方 | 学力診断の結果をもとに面談で決める |
| 理解の確認 | 毎回の確認テストと、全講の後の講座修了判定テスト |
受講の時間と速さは自分で決められます。一方、どの講座を受けるかは担任と相談して決めるため、好きな授業だけを選び続ける形にはなりません。計画に沿って講座を選ぶところが、東進の進め方の特徴です。
確認テストで理解度を確かめる流れ
映像授業で気になるのは、見ただけで分かったつもりにならないかという点です。答えは確認テストにあります。東進では毎回の受講後にオンラインで確認テストを受け、その場で採点されます。
公式サイトの説明では、確認テストは正答率80%以上のS判定で次の講に進めます。より深い理解のために、正答率90%以上のSS判定を目指すよう勧めているのも特徴です。講座の全範囲を受け終えると講座修了判定テストがあり、合格すれば講座修了。合格できなかったときは、テストで分かった弱点を復習して再受験します。
- 映像授業を1講受講する
- 確認テストを受け、基準に届けば次の講へ進む
- 全講を受け終えたら講座修了判定テストを受ける
- 合格すれば次のレベルやテーマの講座へ進む
映像授業が合う人と合いにくい人の特徴
映像授業が合うかどうかは、学力よりも学び方の好みで分かれます。
- 合いやすいのは、部活や行事で予定が変わりやすい人、苦手な単元を何度も見直したい人、高校の授業より先に進みたい人です。
- 合いにくいと感じやすいのは、講師とその場でやり取りしながら進めたい人、決まった時間割があるほうが勉強のリズムを作りやすい人です。
合いにくい側に当てはまっても、すぐに候補から外す必要はありません。試してから決められます。公式サイトのよくある質問では、映像授業が合わないと感じる人に、まず1日体験で受けてみることを勧めています。90分の授業を実際に受ければ、自分に合うかどうかを具体的に判断できるはずです。
担任指導と担任助手が支える学習計画
担任指導で得られるのは、志望校から逆算した学習計画と、それを続けるための定期的な見直しです。学費の中にも担任指導費という独立した項目があります。年度ごとにかかる費用です。
面談で学習計画を立てて見直す流れ
入学のときは、入学時学力診断テストの結果をもとに面談を行い、志望校に向けた個人別の学習プログラムを一緒に考えます。直近に受けた東進模試の結果でも代用可能です。
入学後は、模試の結果が出るたびに担任と面談し、問題点を分析して次の模試までの学習方針を決めます。計画づくりの材料は、東進生の学習履歴や成績の推移、最新の入試結果などのデータだと説明されています。保護者との連携も特徴です。
父母会や面談、電話での定期的な報告があり、親子面談も定期的に行うと案内されています。ご父母用の学力POSを使えば、登校状況、受講の進み具合、東進模試の結果を自宅から確認できます。登下校の時刻をメールで知らせる設定も可能です。
毎日のコーチングで目標の達成を確かめる
東進の講座案内では、担任による指導の場は定期的な面談に限られません。毎日のコーチングタイムで、その日の目標が達成できたかを確かめると紹介されています。日々の学習管理は、担任か担任助手と生徒のグループで行う仕組みです。
チームミーティングでは、5〜6人ほどの生徒が1週間の学習計画や受講の進み具合を共有します。ただ、コーチングやミーティングの曜日・時間帯までは公式サイトに書かれていません。体験や相談の際に、通う予定の校舎で確かめておくと安心です。
AI演習で志望校対策を絞り込む
AI演習の役割は、入試直前までの限られた時間で、取り組む単元を志望校と自分の学力に合わせて絞り込むことです。東進の合格までの流れでは、高3の6月ごろから入試本番までの志望校対策の時期に、過去問演習講座と並んで使います。
学力診断から演習セットが提案される流れ
「志望校別単元ジャンル演習講座」では、AIが学力を診断し、志望校に応じて今の学習課題と取り組む優先度を特定します。そのうえで提案されるのが、課題を克服するための「必勝必達演習セット」です。
公式サイトの合格までの流れを見ると、演習は次の順に進みます。
- 夏から過去問演習講座で志望校の出題傾向をつかむ
- 志望校別単元ジャンル演習講座で伸びしろの大きい苦手単元を集中して演習する
- 第一志望校対策演習講座で、志望校の傾向に近い演習を直前期の仕上げとして行う
志望校別単元ジャンル演習で弱点を補う
この講座は、模試や過去問で見えた苦手を、単元やジャンルごとに集中して埋めるための演習で、入試までの残り時間が限られる中でも、全範囲を均等に解き直すより点数につながりやすい単元から手を付けられます。
とはいえ、AIが課題を示しても、演習量をこなすのは本人です。提案された演習セットをいつ解くかを担任と相談し、週ごとの計画に組み込めるかどうかで効果が変わります。高1・高2のうちは、映像授業と確認テストで基礎を固める時期にあたります。
東進模試で学力の伸びを定期的に測る
東進模試は、合否判定に加えて、前回からの伸びと志望校との差を点数で示すように作られています。公式サイトによると、相対評価とあわせて絶対評価も提示。志望校のレベルとの差や前回からの伸びを、具体的な点数で把握できます。
共通テスト本番レベル模試の位置づけ
共通テスト本番レベル模試は、大学入学共通テストと同じレベル・形式・出題範囲で行われる模試です。2026年は2月・4月・8月・12月に実施され、6月と11月の全国統一高校生テストと合わせると、およそ2か月に1回のペースで共通テストの形式を経験できます。
模試は会場で同じ日に同じ時間割で受ける「厳正実施」が原則です。成績表は最短中5日で返却され、全設問の単元と受験者全体の正答率が載った資料も付きます。正答率が高いのに自分が間違えた問題があれば、そこが優先して復習する範囲です。
模試の後は、講師陣による解説授業を大問ごとに受講できます。受けて終わりにせず、解けなかった問題をその週のうちに解き直せるか。模試を受ける意味はそこで決まります。
大学別本番レベル模試と合格基礎力判定テスト
大学別本番レベル模試は、各大学の二次試験と同じ出題形式・レベルで行う模試です。公式サイトの案内では、12大学で、のべ69回実施されます。高2生向けにも、東大や京大などの本番レベル模試が用意されています。
大学合格基礎力判定テストは、今の学力を単元ごとに診断して次の課題を見つけるための試験です。2026年4月・7月・9月・11月と2027年2月の実施が予定されています。
3種類の模試の違いを、形式と結果の使い道で比べた表です。
| 模試 | 形式 | 結果の使い道 |
|---|---|---|
| 共通テスト本番レベル模試 | 共通テストと同じレベル・形式・出題範囲 | 共通テストの得点と前回からの伸びを確かめる |
| 大学別本番レベル模試 | 志望大学の二次試験と同じ出題形式・レベル | 志望校の形式でどこまで解けるかを確かめる |
| 大学合格基礎力判定テスト | 単元ごとの学力診断 | 次に取り組む単元を見つける |
東進生は年度ごとに定額の模試費を払い、必要な模試をすべて受けられます。どの模試をどの時期に受けるかは担任と相談です。
東進ハイスクールと東進衛星予備校の違い
東進ハイスクールは株式会社ナガセの直営校、東進衛星予備校はフランチャイズの校舎です。ナガセの事業内容のページでは、この2つのブランドを合わせて全国に1,100校以上を展開していると説明されています。授業や指導の仕組みは共通なので、選ぶときの基準はブランド名より、通いやすい校舎かどうか。
運営の形と校舎ごとに確かめたい点
東進衛星予備校は1992年に始まりました。全国の塾とフランチャイズ契約を結び、東進ハイスクールの講師の授業を映像で配信する形です。首都圏と地方の学習環境の差を小さくすることが目的だったと、ナガセの事業内容のページに書かれています。
運営の形が違う以上、校舎ごとに確かめたい点も出てきます。公式サイトの申込フォームにも、校舎によって休校日の有無や開校時間が異なるとの記載がありました。2026年度の学費も、公式サイトではハイスクールと衛星予備校で別の表に分けて掲載されています。
- 開校時間と休校日、試験期間中の開館の扱い
- 自習スペースの席数や使える時間帯も見ておける
- 担任・担任助手との面談やチームミーティングの頻度
- 学費の見積もりと、受講料に含まれるものの範囲
授業と指導の仕組みで共通すること
ナガセの説明では、授業はインターネットを利用した映像配信のため、すべての講座を全国どの校舎でも受講できます。確認テストや高速基礎マスター講座、担任による指導、東進模試も、両ブランドに共通する仕組みとして紹介されています。
違いは運営の形です。
| 項目 | 東進ハイスクール | 東進衛星予備校 |
|---|---|---|
| 運営の形 | ナガセの直営校 | フランチャイズの校舎 |
| 授業 | 映像授業。全講座を全国の校舎で受講可能 | 映像授業。全講座を全国の校舎で受講可能 |
| 指導 | 担任・担任助手による指導 | 担任・担任助手による指導 |
| 学費 | 公式サイトに2026年度の学費表を掲載 | 公式サイトに2026年度の学費表を別に掲載 |
授業と指導の骨組みは同じだと、表から読み取れます。開校時間や面談の頻度など校舎の運営で変わる部分は、公式サイトだけでは比べられません。個別相談や1日体験の際に、通う予定の校舎へ直接聞いて確かめてください。
高1・高2・高3の学年別の始め方
始め方は学年で変わり、高1は習慣づくり、高2は前倒し、高3は志望校対策が中心です。東進では12月から新年度が始まると公式サイトで案内しており、学年が上がる前に次の学年の学習へ入れます。
高1生は基礎固めと学習習慣づくりから
高1のうちは、英語と数学を中心に高校の授業と東進の講座を並行させ、毎日決まった量を受講する習慣を作る時期です。東進の講座には高校の教科書レベルを単元別に学べる数学のシリーズもあります。高校の授業の理解と入試の基礎固めを、同じ講座で進められる形です。
英単語や文法などの基礎知識は、スマートフォンやパソコンで取り組める高速基礎マスター講座で固められます。公式サイトの紹介では、英単語1800語を最短1週間で修得。通学時間のような短い時間を使えるのも利点です。
高2生は苦手科目の克服と受験準備の前倒し
高2は、苦手科目をそのままにせず、高3になる前に入試の基礎範囲を一通り終えておきたい時期で、高速学習で通期講座を前倒しで修了しておけば、高3の夏からの過去問演習や志望校対策にそのぶん多くの時間を回せます。
模試も変わります。高2向けの大学別本番レベル模試を受ければ、志望校の二次試験の形式に早めに触れられるでしょう。
高3生は志望校対策と過去問演習の計画
公式サイトの合格までの流れでは、高3の5月末ごろまでに通期講座で知識を修得し、6月ごろから志望校対策に入ります。夏からは過去問演習講座で共通テストや志望校の過去問を本番と同じ時間で解く段階です。秋以降は、単元ジャンル演習や第一志望校対策演習で弱点を補います。
注意
公式サイトの申込フォームでは、2026年度の高3生の入学受付は9月15日で終了したと案内されています。受付の状況は時期によって変わるので、高3生は公式サイトか校舎で最新の案内を確かめてください。
部活と受験勉強を両立するには?
部活と両立するには、部活のない日や終わった後の時間に受講を寄せ、引退後に学習量を一気に増やす計画を早めに立てておくことです。公式サイトのよくある質問でも、部活の日程に合わせて受講時間を調整できると説明されています。自宅受講やスマホアプリを使えば、空き時間も勉強に回せます。
部活後に受講する1日の時間割の例
次の表は、部活が18時半に終わる高校生を想定して組んだ時間割の一例です。公式サイトに載っている時間割ではありません。校舎の開校時間や帰宅時刻によって、組める内容は変わります。
| 時刻 | やること |
|---|---|
| 朝の通学中 | 高速基礎マスター講座で英単語や計算を短時間で復習 |
| 18:30〜19:00 | 部活を終えて校舎へ移動 |
| 19:00〜20:30 | 映像授業を1講受講 |
| 20:30〜20:50 | 確認テストを受け、間違えた箇所を見直す |
| 帰宅後 | その日の講座の復習と高校の課題 |
校舎に寄れるのが週に数日でも、部活のない日にまとめて2講受ければ遅れを取り戻せます。受講の速さを自分で決められる映像授業ならではの組み方です。この時間割が現実的かどうかは、通う校舎の開校時間と移動時間しだいです。
引退前後で学習量を切り替える考え方
引退までは受講のペースを守ることを優先し、引退後に学習時間を大きく増やす。これが無理のない組み立てです。引退が高3の夏前後なら、それまでに通期講座をどこまで終えられるかを担任と逆算しておくと、夏からの過去問演習に遅れずに入れます。
試合や大会の前は、受講量が落ちる週も出てくるでしょう。そうした週をあらかじめ計画に入れ、大会後の週で取り戻す形にしておけば、計画が崩れたと感じにくくなります。
費用は個別相談で見積もりを取って確かめる
東進の学費は、講座数しだいです。公式サイトには2026年度の学費の内訳が載っていますが、家庭ごとの総額を決めるのは講座の組み合わせです。正確な金額は、個別相談で講座数に合わせた見積もりを出してもらうと分かります。
受講する講座数と期間で見積もりを出してもらう
公式サイトによると、入学時の学費は入学金、担任指導費、受講料、模試費の合計です。東進ハイスクールの2026年度の金額を、税込で表にしました。高3生は担任指導費が高めです。
| 費目 | 金額 |
|---|---|
| 入学金 | 33,000円。初年度のみ |
| 担任指導費 | 高3生77,000円、高2生以下44,000円。年度ごと |
| 通期講座の受講料 | 1講座85,800円。90分×20回ほか |
| 模試費 | 受験生29,700円、高2生14,850円、高1生12,650円。年度ごと |
| 通年講習講座の受講料 | 90分×5回で21,450円、90分×10回で42,900円 |
受講料は1講座あたりの単価です。たとえば高2生が通期講座を2講座受ける場合の計算は次のとおりです。入学金33,000円、担任指導費44,000円、受講料85,800円×2講座で171,600円、模試費14,850円を足すと、合計は263,450円になり、講座を1つ増やすごとに85,800円ずつ上がっていきます。講座を多く受ける場合は、受講料をまとめた志望校通期ユニットで申し込むと費用を抑えられると案内されています。
ハイスクールの表には、高3生で単科3講座以下の場合は担任指導費を33,000円とする注記があります。衛星予備校の学費表を見ると、入学金・担任指導費・受講料・模試費の金額はハイスクールと同じです。ただしこの注記はなく、受講料に含まれるものの書き方も違います。通う予定の校舎で、自分の講座数に合わせた総額を確認してください。
講座以外にかかる費用の有無を聞いておく
見積もりを受け取ったら、講座の受講料以外にかかる費用と支払い方法も確かめておきます。公式サイトの注記に書かれているのは次の点です。
- 学費は一括払いが原則で、分割払いを希望する場合は指定のローンを案内される
- 支払いは受付日から7日以内に、銀行振込かクレジットカードで行う
- 担任指導費と模試費は、入学する時期によって変わる可能性がある
- 申し込んだ校舎以外では受講できないが、東進生は自宅受講ができる
- クーリングオフや中途解約の内容は、校舎に問い合わせる
ハイスクールの受講料には、確認テストや講座修了判定テストの受験料、テキスト代、学力POS費が含まれます。衛星予備校の表で明記されているのはテキスト代のみ。それ以外の費用の扱いは、校舎で聞いておくと安心です。翌年度に続ける場合の費用や、途中で講座を追加したときの扱いも、相談の場で確かめておけば後で慌てません。
ポイント
見積もりを頼むときは、受けたい科目と講座数、通う期間、高3まで続けるかどうかを伝えておくと、実際の総額に近い金額が出てきます。
1日体験の流れと当日に準備するもの
1日体験は、学力診断と面談のあと最大2講座の授業を受ける無料の体験です。所要時間は体験する授業数によりますが、4時間から半日程度で体験する生徒が多いと公式サイトは案内しています。
学力診断と個別面談で受ける講座を決める
申込は、公式サイトのWEBフォームか校舎の窓口で受け付けています。WEBの場合は、受付後に校舎から電話かメールで連絡があり、相談しながら来校日を決めることになります。
当日はまず学力診断と面談です。その結果をもとに、体験する講座を選びます。自分では気付いていなかった苦手の原因が分かることもある、と公式サイトは説明しています。
- 公式サイトのWEBフォームから申し込む
- 校舎からの電話かメールで来校日を決める
- 当日に学力診断と面談を受ける
- 1コマ90分の授業を最大2講座受ける
最大2講座・1コマ90分の授業を受ける
授業は1コマ90分。最大2講座まで体験できます。英文法を基礎から学び直す講座や、高校の教科書レベルの数学を単元別に学ぶ講座など、学びたい内容と学力に合わせて選べます。
体験の日は、校舎の自習スペースや設備、担任やスタッフの雰囲気も見られます。通い続けられそうかを判断する材料として、授業と同じくらい役に立つ部分です。部活の後に体験したい場合や、2日に分けて体験したい場合は、校舎に相談できます。
学校の成績や模試の結果を持参する
1日体験の持ち物について、公式サイトに細かな指定は見当たりません。必要な物は、来校日を決める際の校舎からの案内で確かめてください。
そのうえで、手元にあれば持っていくと話が早い物があります。面談では学力診断の結果をもとに講座を決めるので、普段の成績が分かる資料があれば、苦手の原因や受ける講座を具体的に相談できます。
- 高校の定期テストの結果や通知表
- これまでに受けた模試の成績表
- 高校で使っている教科書や問題集が分かるようにする
- 部活の練習日や大会の予定が分かるもの
- 志望している大学や学部のメモ

資料請求・1日体験・個別相談の違い
3つの申込は、知りたいことの深さで選び分けます。全体像をつかむなら資料請求、授業と校舎を試すなら1日体験、計画や通塾の予定を相談するなら個別相談。公式サイトでは、この3つを同じWEBフォームから選んで申し込めます。
| 申込 | 分かること | 向いている家庭 |
|---|---|---|
| 資料請求 | 学習の仕組みや講座の全体像 | まず家で情報を集めたい |
| 1日体験 | 学力診断の結果、授業の分かりやすさ、校舎の雰囲気 | 授業が合うか試したい |
| 個別相談 | 学習計画、部活との両立、通塾の予定 | 具体的な計画を相談したい |
資料請求は全体像をつかみたい家庭向け
資料請求が向いているのは、まだ東進に絞り切れていない段階で、家族で落ち着いて情報を見比べたいときです。申込フォームでは学年や在籍する高校、志望校の区分などを入力します。内容によっては、校舎から連絡が来る場合もあります。
1日体験は授業と校舎の雰囲気を確かめたい人向け
1日体験は、映像授業が自分に合うかを実際に確かめたい高校生に向いています。費用はかかりません。学力診断と面談も含まれるので、授業の受け心地に加えて、今の学力で何から始めるべきかも分かるのが利点です。
個別相談は計画と通塾の予定を相談したい人向け
個別相談では、部活と勉強の両立、大学受験の仕組み、何から始めればよいかといった疑問を相談できます。公式サイトが相談の例に挙げているのは、志望校合格に向けた計画、自分に合う学習スタイル、毎日の通塾の予定、校舎の雰囲気の4つです。費用の見積もりを聞きたい家庭にも、この個別相談が合っています。

申込前に家庭で確認したいこと
申込の前に家庭で確かめておくのは、通う校舎、受けたい科目と目標、保護者の関わり方の3つで、これが決まっていれば体験や相談の場で何を聞けばよいかがはっきりし、限られた時間を無駄にせずに済みます。
自宅や学校から通える校舎と通塾時間
公式サイトの校舎検索で、自宅の近くと高校の近くの両方を調べておきましょう。部活のある日に高校から直接寄るのか、休日に自宅から通うのかで、選ぶ校舎は変わります。申し込んだ校舎以外では受講できないため、片道の移動時間と開校時間は決める前の確認事項です。
受講したい科目と目標にしている大学
受けたい科目と目標の大学がある程度決まっていると、面談で講座を選びやすく、費用の見積もりも具体的になります。志望校は未定でも大丈夫です。それでも、国公立か私立か、文系か理系かくらいは家族で話しておくと、相談がスムーズです。
保護者が面談に同席するかどうか
個別相談は、公式サイトで高校生とその保護者を対象にした相談として案内されています。費用や送り迎え、家庭での学習時間の確保は、家族で決める事柄。保護者も同席すれば、その場で話をまとめやすくなります。
入学後も、東進では親子面談を定期的に行い、保護者向けの説明会や進学情報の提供もあります。保護者がどこまで関わるかを事前に話し合っておくと、入学後の面談にも臨みやすいでしょう。
よくある質問
映像授業だけで受験に間に合う?
東進の学習は、映像授業に確認テスト、担任との面談、模試、志望校対策の演習を組み合わせて進みます。映像授業が担うのは知識を身につける部分で、高3の夏からは過去問演習や単元ジャンル演習で得点力を仕上げる流れです。間に合うかどうかは、始める時期と志望校、毎週の受講量で変わります。個別相談で今の成績を見せ、計画を立ててもらうと判断できます。
途中の学年から始めても追いつける?
基礎からやり直したい人は、高1の最初まで戻って学び直すこともできます。公式サイトの説明では、高速学習を使えば1年分の内容を1か月程度で修了することも可能です。どこまで追いつけるかは、本人の受講量と残りの期間しだい。入学時の学力診断と面談で、何から始めてどの順に進めるかを具体的に決めておくことが出発点です。
1日体験の後すぐに入学を決める必要はある?
公式サイトの1日体験の案内を読む限り、体験した当日に入学を決めることを条件とする記載は見当たらず、体験はあくまで授業や面談を試す機会として紹介されています。入学には、入学時学力診断テスト、面談での講座の選択、入学申込、学費の支払いという手続きがあります。急ぐ必要はありません。体験の結果と見積もりを家に持ち帰り、家族で検討してから決められます。より長く試したい人向けには、一定期間校舎に通って学習システムを体験できる特別招待講習もあります。ただし開催期間外のこともあるため、公式サイトで確かめてください。
まとめ
まずは資料請求か1日体験で学び方を確かめる
東進ハイスクール・東進衛星予備校は、映像授業、担任指導、AIを使った演習、模試を組み合わせ、志望校から逆算した計画で学ぶ予備校です。2つのブランドの違いは直営かフランチャイズかで、授業と指導の仕組みは共通しています。
情報を集める段階なら、まず資料請求で仕組みや講座の全体像をつかみ、家族で読み比べながら東進の学び方が自分の家庭に合いそうかどうかを話し合う。映像授業が合うか確かめたいなら1日体験、費用や通塾の予定を具体的に知りたいなら個別相談が向いています。申込の前に、通える校舎、受けたい科目と目標、保護者が同席するかを家族で話し合っておけば、限られた時間で聞きたいことを聞けます。
最新の学費や日程は、東進の学習システムと学費の案内、1日体験の案内、東進模試の公式サイト、ナガセの事業内容で確認できます。


